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「馬鹿って言うな馬鹿って!」
また言い合いが始まりそうな雰囲気である
「馬鹿は馬鹿としか言い用がない……」
ボソリと酷い事を言う氷刃
「ぷっ……あはははっ」
そんな氷刃の言葉に吹き出し腹を抱えて笑う雪乃
「おっまえらなぁ……」
額に青筋を浮かべ拳を震わせている紅濡
「ふふふ……」
そんな三人を優しい微笑みを浮かべながら見守る結衣
それぞれ様々な想いを胸に今日もまた時間が過ぎて行く……
【第二章-夢鏡-終】
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