+第三章-迫りくる闇-+

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そして、結衣は自分の持つ道場で稽古をしていた 「参ります……」 漆黒の鞘から白銀の刃を素早く抜き相手を負かしていく 周りからは感嘆の声と黄色い悲鳴 家に居る時の結衣とは全く違い凛々しい姿 ファンクラブが一つや二つ出来てしまうのは仕方がない事である 「お疲れ様でした」 試合が終わり柔和な微笑みを浮かべ相手を無意識に魅了していく 悲鳴が途絶える事はなかった
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