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時刻は夕方、それぞれが帰路へ着いた
ふと、何気なしに空を見上げると、月を暗い漆黒の闇が覆っていた
「「「「っ――!?」」」」
だがそれは瞬きをした瞬間に視界から掻き消える
先程の光景の余韻は微塵もなく……
それぞれ一抹の不安を胸に抱きながら家へと向かう
闇は直ぐそこまで迫っている――再びあの戦が、始まろうとしていた……
【第三章-迫りくる闇-終】
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