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一方的に怒られてるのも、叩かれて痛いのも私なのに、どうして謝らないといけないの!?
絶対に味方だと思っていたユージの裏切りに、私の中の何かがキレた。
「じゃあお姉ちゃんを呼んだらどうなってたって言うのよ!」
ユージを愛してる人を連れてきてくれたの?
ユージを助けてくれたの?
何も変わらないじゃない!
ここが病院だってことも忘れて叫べば、負けじとお姉ちゃんが声をあらげた。
「傍にいてあげられたわ!」
当然非難の言葉を浴びせられると覚悟していた私は、予想外の言葉にすぐ反応できなかった。
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