last two hours

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 でも多分、それはユージも一緒で。  ただ静かに時が流れる。  私はそっと、横たわるユージの手を握った。  ねえ、ユージ。  どうして、お母さんに会いに行ったの?  指輪は、私にくれるため?  お姉ちゃんに会ったのは、どうして?  何を話したの?  聞きたいことはこんなにたくさんある。  いま聞かないとチャンスはないかも知れない。 「ねぇ、ユー……」 『オレさぁ』  必死で絞り出した私の言葉を、ユージの声が遮った。
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