プロローグ

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真っ赤………そう真っ赤………もう周りが真っ赤だ   「ヒィィィィ…た助け……」   俺の腕が、少年の頭を貫いた   そう今…俺は、殺し合いに突き合わされている   そして、今俺は、また一人…殺した         「…………クスクス」   面白い……人が、死ぬ瞬間が   癖になりそうだ………まぁいいか……元々一人だったから                               ある一室…白服の男性が、真っ赤になって、人の頭を貫いている映像を見ていた   「まさか……実験体や、兵器が、効かない人間が現れるとは………フフフ………最高だよ」   満足そうな顔で、少年を見つめた                                       《終了です……生き残った人は、君だけです》   ちっ………もう終わりか   「くだらんな………もっと遊ばせろ」   《フフ♪……君だけですね……今まで、この研究から、まだやらせろと言ったのは………いいでしょう……次の研究に手伝ってもらいます》   手伝ってもらう?……違うな……飽きたら、あんたらも殺すだけだ
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