ミッドチルダ

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僕がその世界に来て初めて瞳に飛び込んできたのはまるで大都市の上空から眺めたような光景だった。 そして、その世界で初めて耳で聞いた音は風を切る音だった。 その世界で初めて肌に感じたのは万有引力に引っ張られて落ちている時に感じる空気の中を突き進む感触だった。 「って、落ちてるよ!! 出るとこ間違えた!? うぅー凛さん達の癖が移ったのかな~」 愚痴りながらもIブレインを起動させて、アインシュタインで落下を緩やかにしていく。
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