私のお兄ちゃん。

ーお兄ちゃんへー

　お兄ちゃんへ

お兄ちゃんが居ないのは信じられない。

お兄ちゃんは、居て当たり前過ぎたから。

働かないで、ゲームばかりだったけど、

今は、それだけでも十分だったよ。

居てくれるなら、生きてさえいてくれたなら、他に何も望まない。

今更遅いよね。

ごめんね、お兄ちゃん。

酷い事も沢山言ったよね。

でも、楽しい思い出もあったよね？

お兄ちゃん。

お兄ちゃんは、今何処に居るの？

残された私たちに何が出来るかな。

ママは後追いを考えてる。

私には、今、何が出来るんだろう。