転機

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私と正樹は幼馴染で家が近い。 しかし、私の親が厳しく門限もあり、付き合ってると言っても他のカップルのように、夜まで会っていることも出来なかった。 かと言って社会人になりたての正樹と、学生の私とでは、ケータイで長話…というのも金銭的に毎晩は難しかった。 その上、正樹は仕事柄夜勤もあり休みも不定期。 そんなこともあり、連絡すらままならなかった。 そんな寂しい私の気を紛らわせてくれたのが、チャットだったのだ。 そして、このチャットが私たちの運命を変えた…。
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