剣を交えて

1/1
前へ
/11ページ
次へ

剣を交えて

俺に会うために来たと言う源氏の神子。和議で戦を終らせたお前は俺とは剣を交えると言う… 「あなたと本当に出会うのは戦いの中しかない」そう告げて。 剣を交え…俺はお前の剣に惹かれた…獣の如く純粋でそれ故に美しい剣に。その剣を振るうお前自身にも心惹かれ…俺はお前のものに、お前は俺のものになった。お前は俺を良く知っている…だが俺はまだお前を知らない…なら…見せてもらうぜ…?お前を…。 俺の知らぬお前は…まだ…いるのだろう? お前だけが俺を知っていて…俺がお前を知らないのは無し…だ。 おっと…逃がしはしないぜ…?神子様……?悪いがお前を手放すつもりはない…俺はお前のものだが…お前は……俺のもの、だ
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加