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《ぼやき》
春の青空って清々しい。だけどこの俳句、漢字だらけで読みにくい。雲雀はヒバリですね。
とりあえず勢いを重視。春の高揚感や開放感をヒバリに乗せて歌った一句です。
《雑学》
ヒバリがわからない? わりとどこにでもいますよ。
鳴き声の聞きなしは「1升貸して2斗取る、利取る、利取る」。私にはそうは聞こえませんが、初めにこう聞きなした人はそれなりに腹黒いのでしょう。
「升(しょう)」は「斗(と)」の1/10ですから、利率200%ですか。とんでもない高利貸しですね。
《語義》
あげひばり【揚げ雲雀】
空高く舞い上がるヒバリ。
まさお【真青】
真に青いこと。まっさお。
きゅうりゅう【穹窿】
よく晴れた大空。
《解釈》
[季語]揚げ雲雀〈春〉
青い青い空へと高く高く昇る「雲雀」は、読んで字のごとく、雲を突き抜ける勢いをもっていることだ。
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