嵐の前の静けさ

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AM 7:00 ーピピピピッ ピピピピッ いつも決まった時間に鳴る目覚まし時計。 この音から俺の1日は始まる… トントントントン 台所ではいつものように母さんが朝食を作っていた。 「あら、ナオちゃんおはようw」 「…おはよう」 母さんは俺の事をいつも"ナオちゃん"と呼ぶ。 俺は女みたいな呼び方されるのはあんまり好きじゃない… (まぁ、誰でもそうか…) 何度"ちゃん"付けをやめるように言っても聞かないから、今では好きなように呼ばせている。 「ぼ~っとしてないで早く顔洗ってらっしゃい」 「…うん」 ふぁ~っと鏡の前で大きな欠伸をする。 いつ見ても俺の顔は平凡。 これと言って、格好良くもなく可愛い訳でもない。 そこらへんにいる高校生と同じ顔。 そんなどうでもいい事を考えながら歯を磨く。  
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