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「へっ……」
アナタトナンカトモダチにナルキナイカラ……
私は鈍器で頭を思いっきり殴られたような衝撃にかられた。
「どうして……?
私、気に触るような事した??」
すると、彼女は首を
素早く左右に振った。
違う。
他に理由がある。
「だったら……」
「詮索無用よ。
だから、今後の学校生活で私達が会ったとしても、あなたとは関わるつもりはないの」
そんな……
胸に棘が刺さったような感覚が走る。
もしかしたら誰にも
打ち解けられない
悩みがあったりするの……?
「ねえ、なら私に出来る事ってある!?」
「私に協力出来る事は!?」
「ねえ!!」
自分なりに精一杯すがりつくが彼女の気持ちは決して変わらなかった。
そして
「……さようなら」
私の言葉等まったく
聞き入れず、彼女はこの場から去って行ってしまった
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