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ガラッ
｢失礼します！！｣
｢！？｣
ドアを開けた瞬間、先生を含めたクラスの人達が一斉に私へと視線が向けられる。
｢あなたは―…？｣
突然入ってきて驚いたのか担任が目をまんまるに見開いて、私に尋ねてきた。
｢転校生です！！
初っ端から遅れてしまって、申し訳ありませんでした｣
私は謝罪の気持ちを込めてペコリと頭を下げた。
｢そう。あなたが転校生の
相田さんね｣
｢はい！！｣
私は極力、内心緊張しているのを悟られないように、明るく元気に振る舞っている。
｢じゃあ、遅刻の事は、放課後、職員室でじっくり聞くから
とりあえず
自己紹介お願い出来る？？｣
そう言ってニンマリと優しい顔で笑う先生は、ある意味恐怖を感じた。
やっぱし、後で遅刻の件に関してたっぷりしごかれるんだろうか……
｢はい……｣
仕方ない。ここは自己紹介で
一丁挽回してやる！！
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