冷たい視線

26/26
131人が本棚に入れています
本棚に追加
/180ページ
そう思った私は、再び 「よろしくね!」 とさっきより大きな声を かけたが―… 「…………」 今度返って来たのは、返事ではなく冷たい目つき。 三城くんは一瞬、氷のような冷たい瞳で私を睨みつけ、すぐに視線を元の位置に戻した。 どうして―… 予想外の出来事に呆然とし、おそろしい程、冷たい瞳に全身、鳥肌がたってしまった。 それから私の時間はしばらく ストップしてしまったかのように呆然と過ぎていった。
/180ページ

最初のコメントを投稿しよう!