プロローグ

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「どうしたの―…? 良い事でもあった??」 瞳の輝きぶりに、動揺を隠せない自分がいる。 「美菜、父さん、 会社辞めて来た」 「はっ!?」 今、この人……なんて…… 「だから、会社やめて来ちゃたんだ!いえーい!」 会社をやめた…… しかもいえーいって…… ああ。そうか。これは…… 「も、もう!! 悪い冗談はやめてよね!!」 まったく!! 時より、お父さんって悪い 冗談言うんだもん。 いちいち本気にとらえてたら、心臓もたないよ。 「姉ちゃん?」 「なに?美鶴??」 「今の話し悪いけど―… 全部ほんとだよ?」
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