疑問

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僕の部屋の郵便受けにその鍵だと言い張るのには無理があった紙切れを差し込みだしたのだ。 もはや興奮のるつぼである。 「血沸き肉踊るとはまさにこのこと、こんな僕にしたのは君に責任があるんだぞ。責任を取ってくれたし」 と無意味かつ自由奔放な妄想天使はわめき立てた。
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