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『もっと自分の作品に誇りを持て❗』
……テーブルの上で……
針金がプリプリ怒ってる。
『……なに鳩が鉄砲食らったような顔してやがる😠』
現実を受けとめ切れず、９割思考停止した俺の頭の中で冷静なままの一割の部分が囁く。
(鉄砲食らったら死ぬだろ…豆鉄砲だ)
まぁ、こんな顔して死ぬ鳩もいるだろうな。
それほど表情が凍り付いていただろうと言う事は想像に固くない。
『おーい……おい❗』
針金の呼び掛けで天に召されかけた思考を戻す。
やっぱり針金が喋ってる。眉間に指をあて、深くため息をつく。
『…昨日眠りが浅かったからな…』
見なかったことにする。
『現実を直視しろっ😠』
非現実的な存在が、俺に現実を説く。
いい…こんな現実を直視するくらいなら永遠に夢の中で過ごす。っていうか過ごしたい…過ごさせて。過ごしに行け俺の意識！
違う世界に思考を飛ばそうと努力している俺をよそに針金は続ける。
『まぁ、気持ちは解る😏…一見信じられないかもしれない…しかし九十九神と言って、日本古来から人の形したものには魂が宿るんだぜ👍まぁ、これから同居人として仲良くやっていくために、お互いの存在を認め合い………………⁉』
演説の途中、針金がぴたりと動きを止め、絶句する。
『あーーーーーー❗💢』
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