゚☆。秘密。☆゚

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「あれ?そういえばハルユキ部活は?」 確かハルユキってサッカー部だったよな。上手いし。 「今日は無いよ。土日は基本無いからさ。家にいても父さん五月蝿いからさ」 「そっか。ハルユキは色々と大変なんだな」 ハルユキは首を左右に降って。 「そんな事ないよ。普段は好きな事、めいいっぱいやらせてもらってるし。…今回、成績悪くて…」 終いには俯いてしまうもんだから、申し訳なく感じる。 「ハルユキ…そんなにマズイのとっちゃったの?」 静かに一つ頷くハルユキ。 「まさかとは思うけど…煙突建ってないよ…ね?」 オレのその言葉に何度も頷くいて、そのリアクションに胸を撫で下ろしたオレだった。
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