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「え~?別に良くない?セイヤかわいいし、イイにおいするよ?シャンプー何使ってるの?」
「オレは可愛くなんか無い。シャンプーは姉ちゃんが使ってるヤツ借りてる。…で、離れろよ」
低い声でそう告げればハルユキは離れて、隣の奴の椅子にちょこんと座った。
「セイヤはオレの事嫌い?」
「…嫌いではない。でも好きでも無いから普通」
いつもと同じ答えを返す。
このパターンも中1で初めてハルユキに会った時から変わらない。
かと言って飽きた訳でも無いが。
「…何見つめてんだよ。キモいんだけど」
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