゚☆。prologue。☆゚

5/6
前へ
/135ページ
次へ
「またイチャついて」「やめてほしいよな」「ハルユキくん何であんな人なのよ」「セイヤじゃつりあわねーよ」 いつもこうだ。 ハルユキはいつも謝ってばかり。何も悪くないんだけどな…。 …早く夏休みになればいいのに。 「セイヤ…ゴメンね。オレのせいで…」 帰り道。ハルユキに謝られた回数なんてオレの指、全部使ったって数えきれない。 「何そんな顔してんだよ。らしくねぇぞ?」 泣きそうなハルユキに、マジで泣きべそかかれても困るしな。 「だ、だって、オレのせいでセイヤ虐められちゃうの嫌だもん。でも、離れるのはもっと嫌ぁ~、うわぁ~んッ」 ったく。泣かれても困るんだって
/135ページ

最初のコメントを投稿しよう!

184人が本棚に入れています
本棚に追加