序章

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安「フフ、話が早いですね。さすがは壬生の狼といった所ですか……」 芹「おっと、引き受けるとはまだ一言も言ってねぇ。まずはその相手とやらを聞いてからだ、仕事が終わって、そのまま消されねぇとも限んねぇからなぁ。」 近「芹沢さん!!天子様が、そんな事するはけないですよ!」 芹「近藤、お前甘すぎるぞ!天子様だって俺らと同じ人間だ。汚ねぇ事の一つや2つするさ!」 近「だけど!!!」 安「いいのですよ、近藤様。芹沢様の言ってる事にも一理あります。では、早速あなた方に切って頂きたい者達の名を言いましょう。それは…」 近「それは!?」 安「それは、妖魔。そう、あなた方の間では妖怪と呼ばれる存在です。」
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