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「何すか?」
行くと俺は尋ねた。
「あぁこの人はゆっこ先生、俺のクラスの担任さ」
隣に居る優吏が言う。
「こいつの言う通り俺はゆっこ先生こと葉月友希子だ、てか何でおまえここに居るんだ?」
葉月友希子(ハヅキ ユキコ)先生が優吏に言う。確かに優吏はここに来る必要はない。
てか先生…俺ってあなた女性ですよね?まぁ良いか
「棗が何組になるか知りたかったからっす」
優吏がそれに答えた。
「心配すんな、南風原は俺のクラスだ」
普通なら先生が呼ぶ時点でそのクラスになるのは察しはつくだろう。
「やったじゃん!棗、今更だがよろしくな!」
「…断る」
何か優吏が手を握ってそう言って来たので受け流す感じで拒否った。
「ひでぇよ棗…軽く傷つくぜ…」
…本気でへこんでらっしゃる
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