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「ハッハハ、おもしれぇなおまえ!」
ゆっこ先生は豪快に笑った。この時俺はこの人は絶対独身だと思った。
…顔は美人だからもちょっとおとなしくなればモテそうなんだが。
そう考えているとチャイムが鳴った。
「さて時間だ、行くぞおまえ等」
何なんだこの先生は…?
俺達は先生に付いていくように教室へ向かった。
《1年6組》
どうやらここが俺が配属される教室になるみたいだ。
ガラガラ…
「おまえ等席着けぇ!転校生来てんぞ!」
『えぇぇぇぇ!!?』
と先生はドアを開けるや否やそう言った。途端に皆が叫んで俺の方にその視線が集中した。
そのまま俺は教卓へと向かった。
そして向き直ると…
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