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俺が帰国して3日が経った。
「ん~~…」
寝惚け眼でフラフラと起き上がるとカーテンを開けた、今日は朝から雲1つない快晴だ。
「う~ん清々しい…朝だぁっ!」
ゴツッ!
「いってぇ…」
思いっきり背伸びをした俺は勢い余って本棚の角に手をぶつけてしまった。
「おっはよ~棗ぇ!」
そこへ相変わらず元気な声を発しながら母さんがやって来た。
「はいはい…何か用?」
それに素っ気なく返した。一応母さんはこれでも…いや、実年齢は伏せておこう…殺され兼ねないから。本人曰く永遠の20歳らしい…
「もぅ冷たいなぁ、今日から学校でしょ?」
「あ~そうだっけ?」
今日から俺はこっちの校舎に通う事になっていた。親父の話によると既に編入届も出していたとか。
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