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僕は柔らかい感触でめがさめた。
「ぬお!?」
目の前に放漫な胸があった。もんでみる。
バキ
叩かれた頭をなでながら起き上がる。目の前にサキュがいた。
「や、やっと起きたね。じゃあ願いを叶えてあげるよ。殺せばいいんだよね?」
サキュは可愛かった。愛くるしい瞳、小麦色の肌、腹はそれこそエスエムチックな黒のコスチュームだが、そのギャップがすばらしい。左手に包丁ではなくまさにソードをもち、高く掲げてこちらにむかってくる。
「え、ちょっとまて!殺されたくなんかないぞ??」
「いいえ、あなたの魂はもう私のものです」
「いやだー!しにたくない!かわいい子と遊びたいし、好きな絵をかきたいし、旅行もしたい」
「なるほど、じゃあ願いはその三つね?了解」
ソードを下ろしてサキュは嬉しそうにいう
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