不思議な女

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―慶喜は一瞬固まった!顔が近いのにジッと見つめられたからだ― 「何かあったの?」 ―慶喜は小さくつぶやいた― 「ただ……この川に写る月の景色が好きなだけです…」 「この景色…俺も好きなんだ…同じように好きな人がいたなんて(笑)」 「もういいですか?手を離してください!」 ―慶喜は女の肩を掴んだままだった― 「あっすまん…つい!」 「では……」 「そんなにあやしい?俺…」
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