21人が本棚に入れています
本棚に追加
「んっ~…あれ…ここは一体何処なんだ…」
目が覚めると俺は知らない場所で布団の中にいた。
ミーン、ミーン
外からはセミの鳴き声がしている。
「おや?起きたかい?」
そう声をかけてくれたのは白衣を着ている男性だった。どう見ても医師だろう。
「ここは、どこですか?」
と俺は聞いた。
「ここは診療所だよ。あなたは昨日診療所の前で倒れていたんだ。そういえばまだ名前をいっていなかったね。私はここの医師をしている高畑 衛という者です。あなたの名前は?」
高畑さんという人に聞かれたので俺は、
「俺は榊原 達也といいます。高畑さんですね。なんか助けていただいてどうもありがとうございます」
俺は高畑さんにお礼を言い一礼した。
最初のコメントを投稿しよう!