21人が本棚に入れています
本棚に追加
高畑「そうか。でもまあ無理に思い出さなくて良いからな。無理に思い出そうとすると体に良くないからな」
高畑さんの優しさには感謝しか言いようがない。
高畑「…ただ…な…その……なんていうか……」
なにかを言いたそうな高畑さんに俺は、
「どうしたんですか?何か言いたそうですが?」
高畑さんに聞いたが、
「いや…やはりなんでもないよ…」
そう曖昧に高畑さんは答えた。
でもその高畑さんの言い方が気になってしょうがない達也は、
「どうしたんですか?なんか言い方がすごく気になりますよ?隠さないで言ってくださいよ?」
そう達也は高畑さんに軽い気持ちで聞いた。
「……」
しばらくの沈黙。
達也は心の中で
(も、もしかして何かの病気か!?それでもう手遅れとか!?)
最初のコメントを投稿しよう!