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「…俺のせいだ…。」
朽縄が嬉々としてカロリーメ○トをほおばっている頃、原は自宅で真剣に考え込んでいた。
「俺を庇ったせいで、朽縄は…!」
原の頭には、悪い想像しか浮かんで来なかった。よもや、カロリ○メイト食べて『うますぎる!』とか言ってるなどとは夢にも思わない。
「…いや、でもあいつなら…。朽縄はそう簡単にくたばるような奴じゃない、ひょっとしたら…。」
原はそこまで考えて、決意した。
「…俺が、探しに行かなきゃ。」
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