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ティアは血のにじむ作業の合間にもエリオを忘れることはなかった……
ティア「…………ェリ…オ………。」
『ヤバい!意識がとびそう…ごめんね…エリオ…私じゃ…助けられなかったよ………』
ティアは泣きながら悔しさのあまり、もはや自分の唇を噛んで血が出ているのすら気がつかなかった
エリオ「……………ん」
ティア「…………!…よ…かっ…たぁ…まだ…息は……ある…でも…このま…まじゃ」
『…私も終わりかな……このまま死ぬのかな…あっちにいったらまた…お兄ちゃんに会えるかな……それなら、死ぬのも悪くないかな…ごめんねエリオ……今までありがとう…スバル……ごめん』
ティア「…ごめん…スバル……。」
次第にティアも意識を保つ事すらできなくなりはじめていた…
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