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サザ「youは『選ばれし者』としてバンディアにきたんだ。」
ルシア「選ばれし…者??」
サザ「そうさ。」
さっぱり訳がわからなかった。
急に『選ばれし者』だなんて言われてもわからない。そうだろ?
ルシア「選ばれたって…誰に…?」
サザ「天神(アマガミ)様さ。」
ルシア「アマ…ガミ?」
サザ「そう。天神様さ。youは『選ばれし者』。腕の『文字』がその証拠。」
ルシア「この『焔』が?」
サザ「そう。それがyouが天神様から授かった『神字(カミジ)』。神字には字によってそれぞれ違う能力が備わっているのさ。そしてyouの神字『焔』が持つ能力は…『体から炎を発生させる力』だ。」
ルシア「神字……炎を発生させる力……」
…とりあえずこの字はユリアが油性ペンで落書きしたものとかではなく…アマガミっていう奴が書いた(?)字だってことはわかった。
サザ「違う…天神(アマガミ)様だよ。」
…俺アマガミって心の中で言ったよな?
ここにきてとんでもないボケをかましてきやがるこのオババ。
ツッコム気にもならなかった。
とりあえず『腕の字』と『ここは何処か』ってことはわかった。
だが俺にはまだ1つだけ、疑問があった。
ルシア「…なんで俺が選ばれた…?」
サザ「…天神様の気まぐれさ。」
…俺はアマガミの気まぐれで訳わからんとこに飛ばされたのか。
サザ「訳わからんとこじゃない。ここは『バンディア』。」
…すいませんでした。
サザ「youはユグドラシルの『代表』。youは強くならなくてはいけない。これからわしと3daysの間、修行をしよう。」
ルシア「ユグドラシルの…代表?俺が…」
サザ「そうさ。」
ルシア「それに修行ってなんだよ?」
サザ「『神字』の力を自在に操れるようにする修行さ。」
…よくわからねぇけど…せっかくアマガミからもらった能力だ。使いこなせないとなんかもったいないよな…!よし!
ルシア「わかった!」
こうして俺は能力を使いこなすための修行が始まる…
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