歴史

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シオ「…」 ユリア「…」 驚愕の事実を知った二人の間には長い沈黙があった。 シオ「やっぱり…750年前にも起きてたんだ…今日みたいなことが…」 ユリア「じゃぁルシアもこの4人みたいに……」 シオ「そうかもな……。この日記…1507年7月30日が最後だ…」 ユリア「この日記書いた人って誰なんだろね…?」 シオ「…どこにも著者の名前は記されてないな…」 ユリア「あぁ…情報なくなっちゃったね……」 シオ「わかったのはルシアに落ちた雷は偶然ものじゃないってこと…だけか…」 シオとあたしは本を戻し、本を借りようとして受付で待っていたあの足をひっかけたおじさまにお礼をいった。 おじさまはさっぱり訳がわからない表情をしていた。 シオとあたしは図書館を後にした。 外はすっかり夜になっていて、黒ずんだ雲も消えていた。 シオ「もう暗いし…ユリアは帰ったほうがいいよ。」 ユリア「そうだね。じゃアタシ帰るね!今日ゎお疲れ様。」 シオ「ん…お疲れ。」 あたしは家に帰っていった。 あたしは…ルシアを待ってることしかできないのかな… ルシア…早く帰って…きて… シオ「…ルシア…。」 シオもまた家へと帰っていった。
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