修行~レッスン1~

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サザ「まず神字の『発動』からだ。字が光っている状態がそれさ。…神字の発動は主に二種類ある。…『強制発動』と『意思発動』さ。youは一度だけやったことがあるはずだよ。」 ルシア「確かに森で字が光っている状態になった!」 サザ「そう。あの時youの神字は『強制発動』したのさ。『強制発動』は《自分が命の危機に陥ったとき》に起きるんだ。」 ルシア「あのイノシシにやられそうになったから発動したんだな。」 サザ「そうだね。『強制発動』は学ばなくてもできる。でも『意思発動』は学ばなきゃできないのさ。」 ルシア「そう…なのか?」 サザ「youはいつも発動するために命の危機に陥りたいのかな?」 ルシア「…嫌だな。」 サザ「でしょ?だから普通は発動にみんな『意思発動』を使うんだ。」 ルシア「ふぅーん。で、『意思発動』はどうやるんだ?」 サザ「じゃわしが手本を。」 サザは目を閉じ、精神統一をした。 するとサザの首に刻まれている神字『輝』が光った。 これが『意思発動』らしい。 ルシア「おおぉ♪」 サザ「これが『意思発動』さ。『意思発動』は《神字の力を何のために使うのか》をheartの中で念じるんだよ。まぁeasyなんだけどね。教えないと意外とできない人が多いんだなぁ。」 ルシア「なるほど!」 サザ「とりあえず木があるからそれをベースにやるといい。」 ルシア「わかった。」 俺は木の前に立った。 サザ「さぁ念じな。youは力を何のために使いたい?」 ルシア「…俺は…」 …この木を燃やしたい!… カアァ!!! ルシア「うわ!眩しい!!」 神字『焔』は輝かしい光を出して光っている。成功…か…? サザ「発動成功だね。」 ルシア「おしっ!!」 サザ「『発動』は大丈夫だね。じゃ次に移ろうか。」
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