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ふぅ…結構様になってきたな…!
俺が自主練習してから3時間がたっていた。
フハハ…自分の能力を理解したぜぇ。…もぅいろんな体の部位から炎を出すことができるほどに上達したんだぜ。俺すげくね!?←
サザは木に寄りかかり、お茶をすすっている。
お茶飲みてぇ!←
サザ「…そろそろyouも休んだほうがいいよ。」
ルシア「いやいや!まだ全然いけ……!!?」
…あれ?…俺はその場に倒れこんだ。
ルシア「…あれ?…体に力が入らねぇ…」
サザ「いわんこっちゃない。…『天力(テンリキ)』を使いすぎたな…」
ルシア「…テン…リキ…?」
サザ「教えてなかったな…『天力』とは神字の力のエネルギー源となるもの。神字の力を使えば当然『天力』を消費する。自分の神字を見てみなさい。」
ルシア「…え…?」
見ると俺の神字『焔』は発動時と違い、字の上のほうだけがかろうじて光っていた。
サザ「字が全部光っていないだろ?それが天力を消費した証拠さ。神字の力を使うと光がなくなっていく。格闘ゲームのプレイヤーのHPみたいにね♪」
…このふやけたオババ…その年で格ゲーやっているのか……
哀れな。
サザ「格闘ゲーム万歳。」
…
いいかげん目覚めなさい。
ルシア「その天力ってのは……回復すんのか。」
サザ「しないよ。」
ルシア「なにっ!!」
サザ「うっそ~ん♪」
…ぶっとばしてぇ。
燃やしていい?ねぇ燃やしていい!?
サザ「天力は5時間も寝れば全快するよ。とりあえずわしの小屋に戻って寝なさいな。」
ルシア「小屋って……俺動けないんだけど…」
サザ「天力を消費しすぎると体のいうことがきかなくなるんだよ。じゃここで寝な。good night♪」
…このオババ…起きたら覚悟しとけよ…
俺はしょうがなくそのまま眠りについた。
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