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ガヤガヤ、ガヤガヤ
「この町は、結構活気にあふれてるよね。」
町の喧騒や、路地の露店に目を奪われながら、ジークはなにとなしに隣を歩いている、唯我独尊男(ジーク主観)であるロキに話しかけた。
「・・・・・」
が返事はいつまでたっても反ってこない。
疑問に思い振り返って見た状況に一瞬頭が真っ白になったが理解できると怒鳴りつけた。
「お前は、なにやってんだ~!」
「見て、解らんか?
ナンパだ。」
ロキは、これ見よがしに、今まさにナンパした女性を、抱き締めながら悪びれもなくいい放ってきた。
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