願いは数多の綺羅星の如く

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                                          ………。 空が白み始める。ようやく、夜明けを迎えるみたいだ。 これが、この日が、俺の新たな黎明なのかもしれない。   この世に『絶対』などあり得ない。そんな事は分かり切ってる。 だけど、叶うならば。 この命が尽きるまでは、背を護ると決めたから。 俺は、ずっと旦那の傍に居ることにするよ。   こんな俺でも、良いのならね。
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