15人が本棚に入れています
本棚に追加
「さあ～大詰めを迎えてまいりました！」
「本日の最終戦は炒飯対決です！」
「ここにきて、この油っこさは選手達にとって厳しい！熾烈な戦いになりそうです！」
「制限時間は30分、今スタートしました！」
「おや？これはどうしたことか…ブラックパンサー食べようとしません」
「…制限時間も半分にさしかかってますが…現在トップは西川田、頭一つ抜け出しました！」
「依然として動かないブラックパンサー、どうしたんだ？」
「そろそろね…ゴーよ！」
おばさんはああ言ってるけど、二位通過なんて…出来るわけないでしょ！
絶対一位よ！
「おおっと！ここでようやくブラックパンサーが動いた！」
「早い！信じられない勢いだ！」
「しかし残り時間はわずかだ！西川田には届かないのか～」
「残りは二分、差は二皿、この二人が決勝に進むのは確実だが、このままいけばブラックパンサーの髪が危ないぞ～」
「…よっちゃん、もういいわよ」
「いいわきゃ◎▲×☆◆～！」
「なんと！ブラックパンサーが奇声を発したと同時にさらに加速した～！」
「タイムア～ップ！」
「微妙な判定だが…わずかにブラックパンサーが上回っている！」
「驚異の新人が現われました！会場もあっけにとられてます！」
最初のコメントを投稿しよう！