ガラス越しに

傷ついているわけではない。
本当に寂しいだけなのだ。
友達も周りにいる。
親友と呼ぶにはいささか抵抗はあるが一緒にいて楽しい。
ほかのクラスにもたくさんいる。
一年生の頃、いち早く二年生でのクラス替えのことを不安に思って、同じクラスの友達の友達...というように交友範囲を広めていった。
広く浅い交友範囲だ。
それがきっと仇となって、今の自分がいるのかもしれない。
恋愛相談、友人関係の相談。
身近な人たちと話し合い解決しあう。
私だってその輪に加わりたい。
でも長期間その輪の中に身をおけないのだ。
きっと私が飽き性だからだろう。
だから私はすぐに別の友達のところへ行って、そしてまた別の友達のところへ行くのだ。