14人が本棚に入れています
本棚に追加
一時間が 過ぎた…
周りを 見渡してみると 砂浜の上に 小さな影が 映っているのが 見えた。
思わず立ち上がり ・・・・・・ また 座った…。
小さな影が 少しづつ 近づいて来る
胸の鼓動が 激しくなる 自分が 居る…
彼女は 俺の前に立ち止まり 缶コーヒーを差し出した。 立ち上がり 缶コーヒーを 受けとった
かすかな 温もりしか 感じない
「もう 来ねーと思ってた… ありがと…」
「私ね 走れないから…」 「ありがと 待っててくれて…」 彼女は そう言って 優しく微笑んだ。
150センチ あるだろうか 小柄で 色白な 女だ 幼い顔をしている。
「もう 朝になる 帰った方が いいんじゃね。」
「…うん 」 「名前は?」
彼女が 聞いた
「智(さとし) お前は?」
「 憂(ゆう)」 「それじゃ…」
彼女は ゆっくりと 歩きだし 俺の前から 消えていった。。。
最初のコメントを投稿しよう!