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「さて、帰るか。」
ん~と伸びをしながら教室を出た。
携帯をいじりながら廊下の角を曲がろうとした時、
Σゴツン!!!
「「いって~」」
二人が同時に言った。
依「ちょ!!あんたどこ見てたんだよ!!
携帯壊れたじゃん!!」
「うわⅢ
まじかよ…」
依「弁償しろよ!!泣」
「……わかった。
でもお前も悪いから半分な!」
依「ちょっと待て──…
───ッ!!!」
顔を上げた瞬間、依莉は固まってしまった。
その人の持っていたカバンには
「BASE BALL Club」
というロゴが入っていた。
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