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変わり映えのない毎日がいくつも過ぎて、一日一日と命を削っていく患者さんを看ていても、僕は寂しいだとか悲しいだとか悔しいだとか何も感じない。 人の死に近くなりすぎて大切なことを感じられなくなった。 感情を失うことが当たり前になっている。 とても楽だから。 そうやって自分の身を守っていれば、ごまかせられる 大切なものなんかないほうが良い。 僕を煩わせるものが減っていくだけだ。
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