第一章

3/8
前へ
/8ページ
次へ
炉世にレンガを投げつけた張本人 肩までの男にしては長めの銀髪 彼が炉世の相棒、柳原癒夜だ 『レンガ持ってきてやったぞ、とっとと壁直せノロマ』 レンガが顔に直撃した炉世を心配する気配など見せず冷たく一言言い放つ どうやら炉世は壊れた壁を治すためにこの場にいたらしい だが、癒夜の持ってきたレンガは炉世に投げつけたそれ一つだけ それでどう壁を治せと言うのか 『死ぬだろ!!!!』 そんな癒夜の冷たいセリフにもめげずに炉世が言い返す 『あぁ?その程度で死ぬような奴に用はねぇよ、いっそくたばれ』 炉世の言葉に表情一つ変えずに再び冷たく言い放つ
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

72人が本棚に入れています
本棚に追加