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ところが、浮かれている炉世の眼前には癒夜の靴の裏
どうやら炉世は癒夜に顔を踏まれているらしい
『なに気持ち悪い顔でブツブツ言ってやがる。早く治せ。てめぇが壊した壁だろうが』
『す…すいません』
顔から血を流しながら癒夜に謝る
ところが再び炉世のおかしな考えが始まる
『(あぁ…でもそれって早く終わらせて俺と居たいのかも)』
どうやら炉世は思い込みが激しいようだ
自分の考えを信じながらにこやかに笑ってセメントを塗り、壁を直しにかかる
―そして数分後…―
『癒夜ぁ~終わったょ~』
壁を治し終わり相変わらずにこやかに笑いながら癒夜に告げる
『なんだお前まだそのテンションなのか』
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