コンプレックス1『チビ』

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訳が分からず、でも、この人は信用できる。この人は安心だ。と思ったんだ。 それで俺は気付いたら頷いてた。そしたらその人はニカッと笑って   「よし!じゃあ明日の5時に迎えに来るから!それまで生きとけよ(笑)」   と言って帰っていったの。 あの人がいた時間は3分もなかったけど、久々に家族以外の人と話したのに妙な安心感があった。 あの人がいた3分間、俺は一度も声を出していない。口は開いてたけど(笑) でも、やっぱり外に出るのは怖い。またどこかで同級生に会ったらどうしよう。って思ってたけど、約束しちゃったし…。 それで、その日はそのまま寝たの。   それで次の日の夕方。 家のチャイムが鳴ったの。 家の人は誰も居ないようで、何回も何回もチャイムが鳴ってたの。 俺はいつもは、無視してたんだけど、その日は出てみたんだ。 もちろん覗き穴から外を確認してね(笑)
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