遂に我慢の限界が…

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雅也の帰国を知って志乃は悩んだ… 私はこの一年雅也に逢いに行く事を… 我慢して 耐えて来た でも… やっぱり逢いたい 寝ても覚めても 雅也の事ばかりを 思い胸が… 熱く成る こんな思いは… 夫とである この人と 付き合って 以来の… この胸の締め付け 夫とは… もぉ… 何も感情も無い ただ一緒に暮らして要るだけの人… 感謝こそしている こんな… 私を何十年も 生活させて貰って 子供も生まれて 今は 独立したから もぉ 良いよねぇ 夫であるあなたに 感謝を込めて 有難うを言いたい でも… ごめんなさい 私は… 雅也の事を… 愛してしまった 今… 私を… そう思いながら 雅也に逢いに 決心した 夫には 嘘の理由を言って 雅也の元へ 雅也には 明日雅也に 逢いに行くから 時間を空けといて 朝一番の 飛行機で行くから 雅也は 嬉しかった どんなに 楽しみに待って居ただろうか? 雅也は… 転職を考えて 志乃の住む 九州に… 志乃の側へ 単身赴任で行く つもりだった けれど… 志乃に九州は 雅也が考えて要る 仕事は無いし… 色々2人で相談した結果止めたから… 志乃へ 時間は調整したから空港迄 迎えに行くよ 気を付けてねぇ 待ってるよ 志乃が乗った飛行機もぉそろそろ… 雅也が待つ 東京へと… 志乃は化粧直しを して 身なりを整えて 長い髪をとかして 遂に 雅也が待って要る 志乃は着いて 周りを見て要ると 沢山の出迎えの中に1人志乃に向かって歩いて来る 雅也を見つけ 志乃と雅也は 駆け出して… 2人共 周りを気にせず 抱き合った 2人に 言葉は要らない この一年分を… 待って居た2人だから… そのまま 雅也に肩を抱かれて空港を後にした 駐車場には 雅也の車が… SL500が雅也の 愛車だった 車に乗り 言葉を初めて 交わした 雅也は優しく言った 志乃逢いたかった 愛してるよ 志乃も 私も愛してるよ 其れだけ交わすと 2人は… 熱いキッスを… 長い…を もぉ 2人共今まで この時を待ち続けた思いは止まらなく… 雅也が予約して居たホテルへ お互いに 逢った時話を沢山 する筈だったが 言葉はやはり 要らない お互いに求める ままに… どれだけ 時間が経っただろうか…
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