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夏の波
夕日で光る床 汗で輝く腕
ずっと 見つめていたい
響き渡る足音 胸に届く竹刀の音
静まり返った あの時
手にたくさんの汗かいて
それでも ずっと 握ってた
夢を追いかけてる 彼のまぶしい横顔は
夏のヒーローしてた
瞳を閉じれば いつだって
苦しいくらいに 想い出す
あきらめようだなんて
初めから無理なのに
自分自身にウソついて
忘れようとしてたのに
私ってバカみたい
神経集中して
彼の姿 見ていたの
面を外した時 汗が飛び散って
夕日の光にあたって 輝いていた
まるで 夏の波のように…
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