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転移魔法で12HRの前に来たガイア。
がらにもなく一度深呼吸をする。
「ふぅー。
さてどうやって入ろうか……
やっぱ俺様だからインパクトが欲しいよな……」
するとガイアは何か思いついたのか悪戯をする時のような顔で笑う。
「ふふふ……
やっぱこれしかないか!!」
そして深く息を吸う。
「俺様の登場だぜぇぇえぇ!!
皆出てこぉぉぉい!!!」
あろう事かガイアは風魔法で声の範囲を広げ、学園中に響かせた。
するとクラスというクラスから何人もの生徒が授業中なのも関わらず廊下に出てきた。
「なんだなんだ??」
「誰の声??」
「てか五月蠅かったな!!」
そしてそこには満面の笑みのガイアが………いない。
「あれ!?誰もいない……」
「確かに聞こえたよな!!」
「誰かの悪戯かしら??」
すると各クラスの教師が生徒をクラスに戻させ始めた。
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