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「余裕っすよ!!
魔法とは体内にある魔力エネルギーをもとに、基本的に詠唱をして魔力エネルギーをその魔法に変換すると発動する物である。
魔法を発動する際には魔法の方程式を理解していないと発動しない。
ふふん。これでどうっすか!!?」
バッシュは自慢気に言った。
ジークの悔しそうな表情を見た限り、どうやら正しく説明できたようだ。
「っち!!」
(今ジー君絶対舌打ちしたよな!?
こぇぇぇ!!
まぁ俺様ならこんな問題寝ながらでも解けるけどな!!)
「一体誰の宿題を写したのか……
じゃあ次は詠唱破棄について答えてもらおう。
アレス!!」
確かにジークはアレスと呼んだがいつまでたっても返事の声が聞こえてこない。
するとジークがため息をついた。
「はぁ。やっぱ夏休み前と変わらないな……
期待した俺が馬鹿だった……」
「なぁエルディ、どういう事だ??
夏休み前と変わらないって……」
その場の空気についていけなかったガイア。
ジークに聞くのは嫌だったのか、隣のエルディに聞いてみた。
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