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だがあの男は違った……
「はいは~い!
エルディの答えに付け足しです」
何を思ったのか、ガイアは手をひらひらと振りながら叫んだ。
「何を付け足すんだ?
あれで完璧なはずだぞ……?」
お前は信用できない!と言わんばかりの目でみるジーク。
だがガイアはそんな事お構いなしに立ち上がる。
「魔法にはまだ難しいのがあるぜ。
神獣召喚だ」
「「「はぁ!?」」」
ガイアの言葉にエルディ以外は首を捻っている。
エルディだけは心配そうな顔でガイアを見る。
「これ位大丈夫だってエルディ」
「ならいいけど……」
ガイアとエルディの会話も気になるが、皆の興味心はガイアの言った[神獣召喚]に刺激されていた。
「おい転校生!はやく教えろよ!」
「一体[神獣召喚]って何だよ!?」
「けどなんでそれをガイア君が知っているの?」
皆に手を振りその場を静かにさせたガイア。
そして口を開いた。
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